• kevin

    「21」
  • 卒業写真

    卒業写真

    悲しいことがあると開く皮の表紙卒業写真のあの人はやさしい目をしてる町でみかけたとき 何も言えなかった卒業写真の面影がそのままだったから人ごみに流されて変わってゆく私をあなたはときどき遠くでしかって話しかけるようにゆれる柳の下を通った道さえ今はもう電車から見るだけあの頃の生き方をあなたは忘れないであなたは私の青春そのもの...
  • 遠く遠く

    遠く遠く

    外苑の桜は咲き乱れこの頃になるといつでも新幹線のホームに舞った見えない花吹雪思い出すまるで七五三の時のよにぎこちないスーツ姿も今ではわりと似合うんだネクタイも上手く選べる同窓会の案内状欠席に丸をつけた「元気かどうかしんぱいです。」と手紙をくれるみんなに遠く遠く 離れていても僕のことがわかるように力いっぱい 輝ける日をこ...
  • 初恋

    初恋

    五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた好きだよと言えずに初恋はふりこ細工の心放課後の校庭を走る君がいた遠くで僕はいつでも君を探してた浅い夢だから 胸をはなれない夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ好きだよと言えずに初恋はふりこ細工...
  • ひまわりの約束

    ひまわりの約束

    どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに自分より 悲しむから つらいのがどっちかわからなくなるよガラクタだったはずの今日が ふたりなら宝物になるそばにいたいよ 君のために出来ることが僕にあるかないつも君に ずっと君に 笑っていてほしくてひまわりのような まっすぐなその優しさを温もりを 全部これからは僕も 届けていき...
  • PIECE OF MY WISH

    PIECE OF MY WISH

    朝が来るまで泣き続けた夜も歩きだせる力にきっと出来る太陽は昇り心をつつむでしょうやがて闇はかならず明けてゆくからどうしてもっと自分に素直に生きれないのそんな思い 問いかけながらあきらめないで すべてが崩れそうになっても信じていて あなたのことを本当は誰もが願いを叶えたいのだけどうまくゆかない時もあるわ希望のかけらを手の...
  • 木蘭の涙

    木蘭の涙

    逢いたくて 逢いたくてこの胸のささやきがあなたを探しているあなたを呼んでいるいつまでも いつまでも側にいると 言ってたあなたは嘘つきだね心は置き去りにいとしさの花籠抱えては 微笑んだあなたを見つめてた遠い春の日々やさしさを紡いで織りあげた 恋の羽根緑の風が吹く丘によりそってやがて 時はゆき過ぎ幾度目かの春の日あなたは眠...
  • 赤とんぼ

    夕やけこやけの 赤とんぼ負われて見たのは いつの日か山の畑の 桑の実をこかごにつんだは 幻か十五でねえやは嫁に行きお里の便りも 絶えはてた夕やけこやけの 赤とんぼとまっているよ さおの先...
  • 悲しくてやりきれない

    胸にしみる 空のかがやき今日も遠くながめ 涙をながす悲しくて 悲しくてとてもやりきれないこのやるせないモヤモヤをだれかに告げようか白い雲は 流れ流れて今日も夢はもつれ わびしくゆれる悲しくて 悲しくてとてもやりきれないこの限りないむなしさの救いはないだろうか深い森の みどりにだかれ今日も風の唄に しみじみ嘆く悲しくて ...
  • クリスマス・イブ

    雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろうSilent night, Holy nightきっと君は来ないひとりきりのクリスマス・イブSilent night, Holy night心深く 秘めた想い叶えられそうもない必ず今夜なら言えそうな気がしたSilent night,Holy nightまだ消え残る 君への想い夜へと降り...
  • 恋人よ

    枯葉散る夕暮れは来る日の寒さをものがたり雨に壊れたベンチには愛をささやく歌もない恋人よ そばにいてこごえる私のそばにいてよそしてひとこと この別ればなしが冗談だよと 笑ってほしい砂利路を駆け足でマラソン人が行き過ぎるまるで忘却のぞむように止まる私を 誘っている恋人よ さようなら季節はめぐってくるけどあの日の二人 宵の流...
  • 渡良瀬橋

    渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわきれいなとこで育ったね ここに住みたいと言った電車にゆられこの街まで あなたは会いに来てくれたわ私は今もあの頃を 忘れられず生きてます今でも 八雲神社へお参りするとあなたのこと祈るわ願い事一つ叶うなら あの頃に戻りたい床屋の角にポツンとある公衆電話おぼえてますかきのう思わ...
  • 浅い夢

    浅い夢

    夏の日の海の街 飛び散るきらめきの中夜毎の海の宿 飛び交うざわめきの中ひときわ眼をひいた あなたの静かな横顔明るい海辺には 不似合いなメランコリーどこか遠くを見ているようでかき上げる前髪から静かな眼がのぞいてたその一瞬のときめきであなたを選んでしまった浅い夢を見ているようで私の体 妙に軽くて浮き上がりそうだった夏の日の...
  • さよなら夏の日

    さよなら夏の日

    波打つ夕立のプールしぶきを上げて一番素敵な季節がもうすぐ終わる「時が止まればいい」僕の肩でつぶやく君 見てたさよなら夏の日いつまでも忘れないよ雨に濡れながら僕等は大人になって行くよ瞳に君を焼き付けた尽きせぬ想い明日になればもうここには僕等はいない巡る全てのもの急ぎ足で変わって行くけれど君を愛してる世界中の誰よりも言葉じ...
  • Sweet Memories

    Sweet Memories

    なつかしい痛みだわずっと前に忘れていたでもあなたを見たとき時間だけ後戻りしたの「幸福?」と聞かないで嘘つくのは上手じゃない友だちならいるけどあんなには燃えあがれなくて失った夢だけが美しく見えるのは何故かしら過ぎ去った優しさも今は甘い記憶 sweet memoriesDon't kiss me baby we can n...
  • Squall

    Squall

    さっきまでの 通り雨がウソみたいにキレイな空そんなふうに 微笑むからいつのまにか うれしくなるよちょっと大きなあなたのシャツ通した袖をつまんでみた 今…私 恋をしている 哀しいくらいもう隠せない この切なさはもっといっしょにいたい ふたりでいたい叶えて欲しい 夏の憧れさがしてた あなただけ…汗をかいた アイスティーと撮...
  • 世界でいちばん熱い夏

    世界でいちばん熱い夏

    8月の風を 両手で抱きしめたらイマジネーション 飛び立つのサヴァンナへ輝く銀色のセスナは ふたりを乗せ遥かな国境を 今越えるよたいくつな イルミネーション ざわめく都会のノイズステレオタイプの毎日が ほら蜃気楼の彼方に消えてくOne and only darling 駆けぬける ゼブラのストライプFly with me...
  • 糸

    なぜ めぐり逢うのかを私たちは なにも知らないいつ めぐり逢うのかを私たちは いつも知らないどこにいたの 生きてきたの遠い空の下 ふたつの物語縦の糸はあなた 横の糸は私織り成す布は いつか誰かを暖めうるかもしれないなぜ 生きてゆくのかを迷った日の跡の ささくれ夢追いかけ走ってころんだ日の跡の ささくれこんな糸が なんに...
  • 最後の雨

    最後の雨

    さよなら呟く君が僕の傘 残して 駆けだしてゆく哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って君だけ 消せない最後の雨に濡れないように追い掛けて ただ 抱き寄せ 瞳閉じた本気で忘れるくらいなら泣けるほど愛したりしない誰かに 盗られるくらいなら強く抱いて 君を壊したいほどいた髪を広げて 僕の夜 包んだ優しい人さ…不安な波にさらわれる ...
  • なごり雪

    なごり雪

    汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる季節はずれの雪が降ってる「東京で見る雪はこれが最後ね」とさみしそうに 君がつぶやくなごり雪も 降る時を知りふざけすぎた 季節のあとで今 春が来て 君はきれいになった去年よりずっと きれいになった動き始めた汽車の窓に 顔をつけて君は何か 言おうとしている君の口びるが「さようなら」と動...
  • ラヴ・イズ・オーヴァー

    ラヴ・イズ・オーヴァー

    Love is over 悲しいけれど終わりにしよう きりがないからLove is over ワケなどないよただひとつだけ あなたのためLove is over 若いあやまちと笑って言える 時が来るからLove is over 泣くな男だろう私の事は 早く忘れてわたしはあんたを忘れはしない誰に抱かれても忘れはしないきっ...