• 梶原岳人

    「24」
  • 君の好きなとこ

    君の好きなとこ

    思いが募るほどに 直接顔見ては言えない君の好きなところなんて 数えきれないほどあるのにいざ目の前にすると 何も言えなくなってしまう会えない日に積み重ねた 願いも 迷いも ため息もほら 今 この気持ち 君に言ってみたら困った顔するかな? その逆ならいいな照れた笑顔 すねた横顔 ぐしゃぐしゃ泣き顔長いまつ毛 耳のかたち 切...
  • 人生のライフ

    人生のライフ

    愛されていた自分のこと気づけば忘れているよな苦しいことの方がギリギリ多いよなこの生活会いたくなるのはいつもあんただったな居たくなるのはあんたの優しさだったなあぁわすれていたよ、始まれば終わりがあること等しい明日などないなら頬に残るキスが消えぬ間に青く短い僕らの人生のライフまだもう少しだけ残っててなんでもないふりをし続け...
  • 灯りと妄想

    灯りと妄想

    遠回りだって嫌いじゃなくて毎日ね、無駄なことほど好きになっていてさんさんとサニーデイ 照らす横顔夢中になれた日焼けした僕ら午後3時の太陽を背に立つ君とまるで羽が生えたみたいな雲逆光の天使にもう、やられたよ僕は渾身のハッタリもがっかり君のことばかりはるか先にある君の香りまで追いかけさせてよどんな場所でも見つけてみせるから...
  • アメノチハレ

    アメノチハレ

    手を伸ばして 雨のち晴れまっさらな空に 新しい自分を写す誰が悪くて 誰が良いとか人の物差しはまるで気分次第矢印は僕の胸を刺す自分に向けた矢尻が火をつける好きで奇妙な心と書いて好奇心と読む探究心はいつだって僕に新しい扉をくれる手を伸ばして 欲しがって読めない空気は読まなくて良い雨のち晴れ 手の鳴る方へ心が動く方へ僕は歩い...
  • 夢現、夏風薫る

    夢現、夏風薫る

    暗い暗い夜の中を1人で歩く日々はねぇきっと君が思うよりもずっとずっと痛かったんだ君が言う「ごめんね」の一言は僕には理解できなくてさただそれなら言葉は要らないから横にいて欲しかった秋になって冬が来れば君は僕を忘れてゆくんだねそれでいいさ美しいあの日々はずっと消えないまま僕の心に夢現、夏風薫る眩しい記憶の中手探り君を探すあ...
  • そこに恋が落ちていた

    そこに恋が落ちていた

    いつも少し迷って 飲み込む言葉いつか君の心の正面玄関をノックして「Hello」なんて ご機嫌を伺ったりしながらビシッと決めたいな 僕のものにしたいから君の着こなしがいつもより薄手で大人びていた早とちりした夏の風が僕の背中を押したサイダーの泡が弾けるみたいにね君が好き 君が好きってボコボコって 次から次へ溢れた手なんて繋...
  • はじめちまったんだ

    はじめちまったんだ

    むず痒いくらいウブな始まりもどこか冷めて奇妙な始まりも 同じ指で触れれば跡を残して 変わる新しい色は一秒で混ざり うつろう満開の花 振り下ろす日差しの坂は走ったらそのまま転がっていきそうだなあぁ君がいる 声をかけなくちゃ 昨日のことをでも ハローも なんにも 声が出なかった何かが起こればいいのにって 退屈だったはずなの...
  • otona

    otona

    くだらないことでいいからいつでも掛けてきてくれていいんだよ遠慮なんてのは 寂しすぎるから話をしようよ生き抜くための息抜きを最終列車に揺られ 辿り着く明日が君にとっても ちょっといい日になりますようにThank you my friends いつも素直に言えないよカッコつかない僕を 知っててくれる君へオトナになったはず ...
  • 君と僕と、僕たちのキセキ

    君と僕と、僕たちのキセキ

    どれだけの瞬間(じかん)が 駆け足過ぎてった?まだ幼くて あの頃は遠くて憧れ 嫌になって 忘れられず 恋をしたんだだから今(ここ)に居る 伝えたい明日が…これからも あの場所へ続く光まだ見ぬ始まりだって 遠く空 描けるから今日と未来繋ぐ メロディラインForever泣きたくなる夜だって きっと思い出せるはず君と僕と、僕...
  • ぼくらのメロディ

    ぼくらのメロディ

    メロディを刻むようなあなたの夏の吐息入れ違いに部屋に入る空気はじめじめふたりの鼓動を湿らせていく僕らの先の景色にはどうやら晴れも霧も曇りも雨もないみたい、けど好きでいさせておくれよこの先のことなんか分からなくていいぜできるなら愛しい目を見て「きっと、もう一度」なんて言えたらなぁ。言葉より大切にした本心伝わらず藻掻いてま...
  • わすれないように

    わすれないように

    わすれないように僕はうたいつづけるいつもの道を坦々と歩きながら聞こえてくるのは変わらない線路の音あと少しだけ寒くなったかも国道を越えたあたり錆び付いたブランコがあったろう今までは揺られてただけそっかいまもそんなに変わらないや、変わらないなわすれないように僕はうたいつづけるいつもの道を坦々と歩きながら100年後もきっと、...
  • 海のエンドロール

    海のエンドロール

    ドォント ドォント ドォント セイ グッバイ僕らは歩いてく 大好きだったよ光る海のエンドロール錆びたガードレール 潮風に乗ってペダルをギシギシ漕いだ自転車君が笑うたび 将来を描いた僕の隣は 君しかいないからいつまでも どこまでも ずっと続いてくドォント ドォント ドォント セイ グッバイあの日の思い出は波打ち際の 水面...
  • 恋

    営みの街が暮れたら色めき風たちは運ぶわカラスと人々の群れ意味なんかないさ暮らしがあるだけただ腹を空かせて君の元へ帰るんだ物心ついたらふと見上げて思うことがこの世にいる誰も二人から胸の中にあるものいつか見えなくなるものそれは側にいることいつも思い出して君の中にあるもの距離の中にある鼓動恋をしたの貴方の指の混ざり 頬の香り...
  • あの日が未来だった君へ

    あの日が未来だった君へ

    予定よりも少しだけ早く上がった雨になぜか不満そうな顔をして道に落ちた青い空へと躊躇いもなく小さな長靴で飛び込んだ午後の天気みたいに予測不能なのもそんなに悪くはないさそう思えたなら2人のコンパス 示した先の未来には笑い合った僕ら そこにいるかな形の合わない ちぐはぐな針を隠して何も言えないままで 僕らは手を振ったんだよ突...
  • 色違いの糸束

    色違いの糸束

    心なんて色違いで紡がれた糸束ほらまたひとつほつれてしまう出会いと別れの数を重ねるほど増えて結んで解いて束ねられて途切れないように互い違いに泣いて笑って裁って縫って彩り織りなしてく心なんて色違いで紡がれた糸束混じり合い支え合い強くなる鮮やかで不完全で愛しくて大事な絆になる繋がり合う失くさなくていい色違いでいいだけど確かに...
  • I remember you

    I remember you

    風はもう 冷たいけれど懐かしい そらの匂いがしたんだホームから海が見えるこの場所で 君を捜してる季節はずれの サーフボードにあの夏はきっと生きてる太陽はずっと 覚えていたはずさねぇ 聞こえてる?涙はみせないって 君はそう言って僕たちは ふたり手をふったさよならは言わない だから手をふった夕焼けに消えた I rememb...
  • 紫陽花(Studio Session ver.)

    紫陽花(Studio Session ver.)

    言葉がいくら足りても果たして風は起こせるかいそれと一緒で僕の手では君の心を動かせない笑いながら恋は 雨に流れて消えた虹色の濁った希望と共に笑いながら君は 雨に流れて消えたずぶ濡れの紫陽花みたいに綺麗で悲しいじゃれ合う晴れの日には曇りひとつなく笑ってやみそうもない雨の日には傷ばかりを作ったふたり笑いながら恋は 雨に流れて...
  • 君と恋をしたいんです。

    君と恋をしたいんです。

    君と恋をしたいんです。今日は 何をしてるか気になって開く 君の名前眺めてた「寒くなったね」止まったままの会話の続き 今の僕には見つからない きっかけの言葉確信の無い距離に臆病になって言えないまま過ぎていく何も自慢できるものも無いけど不器用できっと困らせるけど胸の中上手く伝えられないけど 僕は君と恋をしたいんです。君は ...
  • 君ドロップス

    君ドロップス

    君と手を繋いでただ歩いてた通り雨の並木通り 傘など無くたって平気で振り向いた君の髪から滴が僕に跳ねてそんなんでしばらく笑ってた寂しがり屋なんてそんな自覚は無いでも逢いたい気持ちは日に日に膨らんで行くんだ何処かで同じ空を見上げて居るかな?情けない程に恋しいそんな自分に素直になれるのは大好きな君に出逢えたからさメール読み返...
  • ジャスミン

    ジャスミン

    淋しさだけが渦巻く夜は自分以外悪者にしてた数えきれない 失望や挫折も明日へ向かう始まりだった固く閉ざしていた心の扉の合鍵を君が持っていためくるめく奇跡さ やっと出会えた人初めての 救われたような こんな気持ち「大袈裟な人だね」って君が照れるから溢れる思い歌に乗せるよ想い出たちには 蹴飛ばされるばかりでも全て変わったんだ...