梶原岳人
「24」そこに恋が落ちていた
いつも少し迷って 飲み込む言葉いつか君の心の正面玄関をノックして「Hello」なんて ご機嫌を伺ったりしながらビシッと決めたいな 僕のものにしたいから君の着こなしがいつもより薄手で大人びていた早とちりした夏の風が僕の背中を押したサイダーの泡が弾けるみたいにね君が好き 君が好きってボコボコって 次から次へ溢れた手なんて繋...はじめちまったんだ
むず痒いくらいウブな始まりもどこか冷めて奇妙な始まりも 同じ指で触れれば跡を残して 変わる新しい色は一秒で混ざり うつろう満開の花 振り下ろす日差しの坂は走ったらそのまま転がっていきそうだなあぁ君がいる 声をかけなくちゃ 昨日のことをでも ハローも なんにも 声が出なかった何かが起こればいいのにって 退屈だったはずなの...君と僕と、僕たちのキセキ
どれだけの瞬間(じかん)が 駆け足過ぎてった?まだ幼くて あの頃は遠くて憧れ 嫌になって 忘れられず 恋をしたんだだから今(ここ)に居る 伝えたい明日が…これからも あの場所へ続く光まだ見ぬ始まりだって 遠く空 描けるから今日と未来繋ぐ メロディラインForever泣きたくなる夜だって きっと思い出せるはず君と僕と、僕...ぼくらのメロディ
メロディを刻むようなあなたの夏の吐息入れ違いに部屋に入る空気はじめじめふたりの鼓動を湿らせていく僕らの先の景色にはどうやら晴れも霧も曇りも雨もないみたい、けど好きでいさせておくれよこの先のことなんか分からなくていいぜできるなら愛しい目を見て「きっと、もう一度」なんて言えたらなぁ。言葉より大切にした本心伝わらず藻掻いてま...わすれないように
わすれないように僕はうたいつづけるいつもの道を坦々と歩きながら聞こえてくるのは変わらない線路の音あと少しだけ寒くなったかも国道を越えたあたり錆び付いたブランコがあったろう今までは揺られてただけそっかいまもそんなに変わらないや、変わらないなわすれないように僕はうたいつづけるいつもの道を坦々と歩きながら100年後もきっと、...海のエンドロール
ドォント ドォント ドォント セイ グッバイ僕らは歩いてく 大好きだったよ光る海のエンドロール錆びたガードレール 潮風に乗ってペダルをギシギシ漕いだ自転車君が笑うたび 将来を描いた僕の隣は 君しかいないからいつまでも どこまでも ずっと続いてくドォント ドォント ドォント セイ グッバイあの日の思い出は波打ち際の 水面...あの日が未来だった君へ
予定よりも少しだけ早く上がった雨になぜか不満そうな顔をして道に落ちた青い空へと躊躇いもなく小さな長靴で飛び込んだ午後の天気みたいに予測不能なのもそんなに悪くはないさそう思えたなら2人のコンパス 示した先の未来には笑い合った僕ら そこにいるかな形の合わない ちぐはぐな針を隠して何も言えないままで 僕らは手を振ったんだよ突...色違いの糸束
心なんて色違いで紡がれた糸束ほらまたひとつほつれてしまう出会いと別れの数を重ねるほど増えて結んで解いて束ねられて途切れないように互い違いに泣いて笑って裁って縫って彩り織りなしてく心なんて色違いで紡がれた糸束混じり合い支え合い強くなる鮮やかで不完全で愛しくて大事な絆になる繋がり合う失くさなくていい色違いでいいだけど確かに...I remember you
風はもう 冷たいけれど懐かしい そらの匂いがしたんだホームから海が見えるこの場所で 君を捜してる季節はずれの サーフボードにあの夏はきっと生きてる太陽はずっと 覚えていたはずさねぇ 聞こえてる?涙はみせないって 君はそう言って僕たちは ふたり手をふったさよならは言わない だから手をふった夕焼けに消えた I rememb...紫陽花(Studio Session ver.)
言葉がいくら足りても果たして風は起こせるかいそれと一緒で僕の手では君の心を動かせない笑いながら恋は 雨に流れて消えた虹色の濁った希望と共に笑いながら君は 雨に流れて消えたずぶ濡れの紫陽花みたいに綺麗で悲しいじゃれ合う晴れの日には曇りひとつなく笑ってやみそうもない雨の日には傷ばかりを作ったふたり笑いながら恋は 雨に流れて...君と恋をしたいんです。
君と恋をしたいんです。今日は 何をしてるか気になって開く 君の名前眺めてた「寒くなったね」止まったままの会話の続き 今の僕には見つからない きっかけの言葉確信の無い距離に臆病になって言えないまま過ぎていく何も自慢できるものも無いけど不器用できっと困らせるけど胸の中上手く伝えられないけど 僕は君と恋をしたいんです。君は ...ジャスミン
淋しさだけが渦巻く夜は自分以外悪者にしてた数えきれない 失望や挫折も明日へ向かう始まりだった固く閉ざしていた心の扉の合鍵を君が持っていためくるめく奇跡さ やっと出会えた人初めての 救われたような こんな気持ち「大袈裟な人だね」って君が照れるから溢れる思い歌に乗せるよ想い出たちには 蹴飛ばされるばかりでも全て変わったんだ...