• 堤久美子

    「1」
  • 浜辺のマドリガル

    浜辺のマドリガル

    春の海辺を歩く 恋人達はすこし昔の まるであなたと私のようね後姿重ねる影も ほほえみかわす仕草も悲しいくらいに よく似たシルエットあの海の色を 想い出せなくてさまよいつづける カモメのように空高く飛んで 探してみたいの季節を流れる この恋の行方をあなたのお気に入りの 黄色いシャツを街で見かけただけで 想い出ハートがゆれ...