• 辻本祐樹

    「6」
  • 「明日」へつづく歩道

    「明日」へつづく歩道

    誰もがみんなきっと かなえたいものがあってそれを「夢」と呼んでる雑踏の波の中 背筋をのばして立ってる少し先を眺めてできるだけ笑って できるだけ振り向かずに毎日 過ごしてたい「明日」へと続いてる歩道の信号 気まぐれに変わるけどうつむかないで情熱を支えてる思いは時々 揺らいだりするけれどそんな時もあるよ 「青」を待てばいい...
  • seasons

    seasons

    日曜日 川沿いのベンチに座り水かさの増えた流れを見てるそれぞれに春が来て 僕は独りで君の姿追いかけてる雨が降り 二人とも傘がなければ駅前のコンビニで傘を買ったね当たり前の事のように君と出会って当たり前のように恋に落ちた愛の意味も知らずに 二人は抱きしめ合った迷子の子供が母親の胸の温もり探すように振り向けば 君がそばにい...
  • ずっと君のとなりを歩いて

    ずっと君のとなりを歩いて

    いろんな事があるよね ひどく落ち込む時もあったりしてそんな時 君は必ず言うんだ 「そんな事で負けんなよ」ってなぜかいつも男言葉でさ 生意気な言葉使いでさだけど僕は知ってる 君が誰よりもやさしいことちょっとした事なんだ ホッとしてられるんだなぜだろう 君のまわりだけ違う空気が流れてるそれは他の誰とも違って 他の誰も持って...
  • ただ君のそばに

    ただ君のそばに

    今は何もかもが悪く見えるだけと笑い飛ばすことも出来ずこぼれ落ちそうな君の涙を今日も僕は見つめてる僕たち二人とも子供の頃にはあんなに笑えていたのに戻せないのは時間じゃなくて君のはしゃぐ声本当の気持ちなど分からないけど僕には あの日に見た君の笑顔が恋しい君は覚えてるかな あのころ夕暮れの教室でふたり帰るのも忘れて 未来のコ...
  • もう一度・・・

    もう一度・・・

    もう二度と会えないこと 分かっていたはずでもあなたの笑顔が まぶたからはなれない空を流れる あの雲を追いかければ会える気がした そんな時もあったこんな胸の痛みさえもいつか薄れてしまうなら僕が生きてきた意味さえもかすんでしまうよもう一度会いたいよと 叫んだ日もあるけどあなたの指先 もう触れることはないあなたはひとり 夕焼...
  • Let me go!!~あの日の子供達に笑われてボクは行く~

    Let me go!!~あの日の子供達に笑われてボクは行く~

    誰も知らない道を行くよ いつまでも 何処までも感じてる 今この気持ち抱きしめて 夢をみていつもいつも 遠い空を眺めて届かない想いを ポケットに詰め込んで何も言えず 何も感じられずに夜のはじっこで 膝を抱えてる押し寄せる人の波に 背中押されながら染まって行く やがて色褪せてしまう前に僕は僕の道を行くよ いつまでも 何処ま...