• セイバー(川澄綾子)

    「1」
  • 遠い夢

    遠い夢

    記憶の波間に浮かんでる横顔伸ばした指からこぼれ陽炎の向こう揺らめいた景色は幻としても愛しいもの涙の意味さえ解らずにいたこと幸せと言えた不幸言葉にできない切なさのカケラが瞳にあふれてく遠い夢 今もまだ見ているつかの間を紡いでは永久(とわ)へとこの想い祈りに託すからいつまでも微笑みを描いて汚(けが)れることない強さだけ求め...