• SUPER EGG MACHINE

    「2」
  • 秋風

    秋風

    此処にはもう来ないと分かってても気付けばずっと影を探してた対向車線、木漏れ日が射すベンチ、春風吹く桜並木の下空と太陽を近くに感じた夏此の場所にきっと…なんて思ってた人気の途絶えた風景が寂し気に語っている恋しさ 揺り動かされるように 街へと足を向けた音も無く通り過ぎる人込みの中君の姿を求め彷徨う何時になれば、何時迄待てば...
  • 波のよう

    波のよう

    いつの間にか また此処に車を走らせた窓を流れる景色 段々近づく波の音蒼い空を映した海は 遥か遠くまでも続く白い飛沫の波はまるで私の不安を押し流すようにいつまでも こうして居られるわけじゃない何かやろうとすれば きっと問題も付いてくるけど私が今 抱えてるものは小さい事だと思おう少しでも前に進まなければ何にも始まりはしない...