The SHIGOTONIN
「2」鏡花水月
琥珀の月が浮かぶ 水面を駆け抜ける風紅椿を落とし行きました波紋は広がりつつ消えてゆくその姿はまるで叶わぬ恋のようです出逢いと別れをこの人生で繰りかえし愛に生きて愛に恨み溺れゆく誰かに愚かだと笑われたとしても愛に生きて愛に死ねたなら浮き世はまるで鏡花水月触れようとするたび泡沫の夢を見るのでしょう琥珀の月を掠め 水面をそっ...涙枯れるまで
闇の中 遠くへと 響く声別れの日 笑顔はなく愛した君の 目を忘れはしない あぁ今宵天地の神走り抜け 一筋の愛を未練残さず この世の限り果てしない涙の 涙の泉よ月夜に消えた夢 涙枯れるまで傘をさし 雨風をしのぐ日は日に見えぬ 心の傷別れた君は 今倖せ きっと あぁどうか 天地の神願い込め 心と魂忘れた君よ 愛よさようなら...