SION
「95」お前の笑顔を道しるべに
今日も明日も お前のあの笑顔を道しるべに今日も明日も お前のあの笑顔を道しるべに話にならない話ばかりの この世界に小さな喜びをかき集め 生きている今日も明日も お前のあの笑顔を道しるべに今日も明日も お前のあの笑顔を道しるべに顔色ひとつ変えないで 陽はのぼり 陽は沈んで俺たちも同じさ 平気な顔をして生きている今日も明日...Smoky House
街から少し離れた小高い丘大きな木々に囲まれた近くを流れる川は透明で緑の隙間から日差し差す静かなスモーキーハウス 心地よく程良くくすんだスモーキーハウス 憧れの住処窓越しに朝日を浴びる頃寝ぼすけのお前はまだ夢の中一杯やりながら夕陽の下木の上でお前はまだ遊んでる穏やかにスモーキーハウス 時は風とゆっくり大好きなスモーキーハ...どんな日も眠ってしまうんだな
明日が楽しみで寝れなかったのはいつが最後だろ子供の頃何度かあった気がするが結局ぐっすり寝たんだろうなどんな日も暮れてどんな日も明けてどんな日も眠ってしまうんだな悔しかったのか悲しかったのか泣きながら帰り道拾った木の枝で草を小突きながらとぼとぼ帰り道どんな日も暮れてどんな日も明けてどんな日も眠ってしまうんだなその頃いつも...今さらヒーローになれやしないが
今さらヒーローにゃなれやしないがお前が傍にいたいと思う奴でいたいのさところで乱視で大好きな月が3つも見える ラッキーまぬけな前向きで笑い飛ばしていきたいのさ悲しみとやらは凍らせて指ではじいて消してやるさ怒りに出会うのに1ミリの努力もいらない似て非なるルールが人の数だけ飛んでるからところで冬の日線路端に青い朝顔がいたそれ...起きろ
浅い眠り 窓を叩く風は言う ほら寝てる場合じゃないぜ 起きろ揺れる光 まぶたの中ゆらゆらと寝てる場合じゃないぜ 起きろ なあさっきまで出来たことが 昨日まで出来たことが頭で分かっていても 体が忘れちまって 空を切るどうしたっていうんだ なあどうしたっていうんだこれまでも何度も何度も 超えてきただろちいさな寝息 俺の大切...追っつかない
駆け足どころかインディ並みのスピードで春夏秋冬春夏秋冬すっ飛んで行く心も体も息も絶え絶えちょっと待てよ話はまだ始めてもいないちょっと待てよ置いてくなよ急ぐからよ周回遅れの悲しきドライブ追っつかない とても追っつかない心も体も息は絶え絶えつのる想いはつのったままで賞味期限切れ大事なことはこの通りはい言えずじまい俺の心は小...これ以上どうしろっていうんだ
染みひとつない澄み渡る空晴れない気持ちは内ポケットの中これ以上どうしろっていうんだ切りのない日々をきりきり舞いが行く行く不機嫌を詰め込んだ鉄の箱に乗り目をとじて乗り 息を止めて乗りこれ以上どうしろっていうんだ切りのない日々を泣き笑いが行く行くトンネルを抜ければまたすぐにトンネル角を曲がればまた嫌という程見た景色これ以上...洒落た日々から遠く離れて
見覚えある痛み 見覚えある苦みこれもいつかのバチか 終わるまで終わらないんだろ言うこと聞かない身体 言うこと聞かない心このままダメになるような 弱い夜があるのさSya-rarara 洒落た日々から遠く離れて理不尽なニュース 煮えくり返る俺がいる下世話なゴシップ鼻で笑う 下世話な俺がいるそして言うこと聞かない身体 まるで...大好きで
その日 彼は浮き足立っていた可愛い彼女にやっと会えるからだけど押さえて落ちついて普通にふるまうのさ久しぶりと静かにだめだ 顔を見たらもううれしくて 大好きでとてもクールにはふるまえないのさ舞い上がった心の音が聞こえるくらいに子供じゃあるまいに 嬉し恥ずかしこんなにドキドキしてる元気だったか 静かに言いたいが無理だ ふた...デジャビュのあやとり
生きてるうちが 動けるうちが笑えるうちが花さ 泣けるうちさえ花さ窓の外は晴れ 青く眩しい隣の芝はまさに 光溢れて折り返してどのくらいになる俺は何処で眠るのか初めての目慣れた空でデジャビュがひとり あやとりをしている生きてるうちが 動けるうちが笑えるうちが花さ 泣けるうちさえ花さ窓の外は雨 黄色い傘くるくる回しながら行く...春よ
春を 谷間でじっと黙って耐えるお前に春を 俺と違って黙って耐えてるお前に風が吹けば俺は吹かれ 風が吹けば俺は流されていく風が吹けどお前は動じず 風が吹けど 風は吹けど時は 誰も待たず誰も待たせず行くだけ時は 良いも悪いも我関せず行くだけ味方にすれば追い風に乗り 味方にすれば今を掴める味方にできず乗ることもできず 置いて...Hello~大切な記憶~
日の暮れた小さな川の 静寂を舞う螢命ある無数の光の川Hello 大切な記憶母屋の離れじいちゃんの部屋で 一緒に寝るのが好きだった骨張った両足で俺の足を暖めてくれたHello 大切な記憶いつでも羽が生えたように 羽が生えたようにそこに飛んでいける今でもあの川の傍に あの部屋の中に俺は行けるのさ縁台でじいちゃんとふたり 夕...ひとり綱引き
事実に弾みも混ざり 事実にアルコールも混ざり広げたり縮めたり嘘を足し嘘を引き 忙しいひとり綱引き事実に希望も混ざり 事実に欲望も混ざり祈ったり罵ったり夢を足し夢を引き 忙しいひとり綱引きいつかの自信はグラッグラッグラッグラ絶対の自信は座り込んじまっていじましく愚かしい 終わらないひとり綱引き夢を足し夢を引き 忙しいひと...