• 後上翔太(純烈)

    「5」
  • 桜よ散るな

    桜よ散るな

    きれいな指で引き裂いておくれ汚れた俺の魂すべておまえに抱かれ漂っていると生まれ変わりたくなるso bad, so sweet桜よ散るな……咲き続けてるおまえ守り続けて生きてくための春を分かち合いたいもう泣かないで俺につかまったまま翼広げてごらん大空飛べるから情熱だけがあればいいなんて人生俺は小馬鹿にしてた失いながら疵あ...
  • 赤坂の夜は更けて

    赤坂の夜は更けて

    いまごろ どうして いるのかしらせつない想いに ゆれる灯(ほ)かげむなしい未練とは 知りながら恋しい人の名を 囁けば逢いたい気持は つのるばかり赤坂の夜は更けゆく夜霧が流れる 一ッ木あたりつめたくかすんだ 街の灯(ひ)ようつろなる心に たえずして泪ぐみひそかに 酔う酒よ身にしむわびしさ しんみりと赤坂の夜は更けゆく赤坂...
  • アカシアの白い花

    アカシアの白い花

    北国止まり木 古い歌こころが泣きだす こんな夜おまえに逢ったら あやまるよあの日はどうか していたんだよ最初の恋でも 最後でなくてもかまいはしない 好きなのさおまえのにおいを 抱いて寝るアカシアの 白い 白い花真赤な航空 誘導灯この空この町 どこにいるおまえと二人で 生きるから楽しい日々が 送れてたのさ普通がいちばん ...
  • 京都の夜

    京都の夜

    別れないでと 抱きしめて愛してくれた あの人は白い夜霧(よぎり)に 消えたまま淋(さび)しく今日も 求めてうたう甘い京都の夜は ふけゆく「ばかだなあどこへ行っちゃったんだい君の 君の シャネルの匂いがいつまでも 消えないんだ」聞かせておくれ 今一度優しいあなたの ささやきを祇園の雨に 濡れながらシャネルの人を せつなく...
  • ふたりで一緒に暮らしましょう

    ふたりで一緒に暮らしましょう

    電話の番号 そのままよ掛かってくるのを 待ってるわ着替えも持たずに とび出したまま今頃あなたは どうしているの私の我がまま 許してほしいそしてもう一度だけふたりで一緒に暮らしましょう新聞片手に お茶を飲む元氣なあなたで いるかしら仕事の悩みを 知ろうとせずに些細(ささい)なことから 喧嘩もしたね愚かな自分に 気がついた...