Kenjiro
「28」母の詩~白いカーネーション~
いつもの帰り道 駅前の小さな花屋今年も白いカーネーション一輪買って帰ろう追い越したつもりもないのに気がつけば 母は遠く聞きたいことや 聞いて欲しいことが季節ごとに増える男のクセに だらしがないと声が聞こえそうで母さん… 呼んでみる母さん… 母さん…「元気か?」そう聞くと 「元気だ」と笑っていたね飾った白いカーネーション...真夜中の Love Song
透き通る月光が 部屋の窓に差し込むまるでかたく閉ざされた 心溶かすようにこんな夜は そばにいて 私の心温めて素直な気持ち言えたなら 苦しまないのに月夜の下で奏でる 切ないメロディーあなたのもとへ届いて例えあなた別の人と 夜空(そら)を眺めても溢れる想いを こらえきれずに真夜中の Love Song全て嘘見抜いても 騙さ...誰彼花-だかればな-
ほんのあやまち あなたにしてみれば…こんな思い出飾り きっと笑うでしょう蘭の香りに 包まれた部屋には吐息 ささやき化粧そっと ただようだけあの日 通り過ぎたあなた誰ですか 教えて幾千の花を 束ねたままひとつの嘘もつけないで高鳴る胸の中 もう一度目を閉じてみたいほんのやすらぎ わたしにしてみれば…こんな母親模様 無理にほ...