• 若林保歩

    「1」
  • あゝ神戸

    あゝ神戸

    はぐれて鴎 一羽 飛ぶ港なんで泣き泣き ホロホロと恋に迷い 泣いてるならば俺と身の上 よく似てるメリケン波止場神戸・神戸 ああ神戸こころの錨を 捨ててゆく許しておくれうしろ姿を 責めるよにドラが鳴る鳴る ああ神戸未練がないと 言えば 嘘になる好きで別れる さよならが幸せひとつ やれない俺のたった一つの 贈り物霧笛に消え...