ROGUE
「34」Outlaw
闇にかくれる お前の影が臆病者の 獣に見えた瞳の奥のとがった胸を 冷たい風に漂わせてナイフをさした 心ににじむ邪悪な過去が ふるわす身体誰も知らない 激しい雨を眠れぬ夜の 孤独に流すOUTLAW Hide himself whenthe moon loses height in the nightHe was ill ...一枚の写真
過ぎた日々を また今日に置き換えて夜に頬杖をついた 寂しさが都会(まち)の冷たい 風に吹かれ僕を駅へと 運んで行く忘れ去りたいガラクタに 昨日まで捨ててバッグの中は想い出を詰めた箱でいっぱい もう行かなくちゃ君へ届くはずの手紙 握りしめたままですきまなく建ち並んだ ビルの群れ愛に背を向けて 抱いた憧れさあの頃君に かけ...Wind~心の歌~
ひと気のない都会(まち)を見てる ガラス窓 額寄せて君のいない静かな部屋は遠い海鳴りが聞こえてくるよう切ない胸の内を今 夕暮れに浮かべてみた空虚な想いを満たせぬ風の行く先を問いかけるために前触れのないサヨナラ 追いかける言葉のかけひきで確かな気持ちも云えず 苦しんでた自分を知るもう一度だけ君のつく嘘に 身を預けてみたい...かりそめのロマンス
シャツのボタンに絡めた指先わずかな夢 見つけて夜ごと始まる 恋愛ゲームにそっと耳をふさいで退屈にKISSをあげようわがままを込めて「それから」を口にしないで強がりな 独り言かりそめのロマンスなら いつもより狂おしく遊び過ぎのシンデレラ ガラスの靴は僕の手の中にスネた その目に 似合わぬ仕草と濡れたグラス傾け欲張りな 嘘...危険信号
さあ早く目を覚ませよ 乱れた服を直してコーヒー持つ手が ガクガクタバコを持つ手が Shock Shock Shock Me黄色い太陽 まぶし過ぎる朝に鳴り続ける Car Noiseうるさい子供の声 頭の奥が ガンガン立ってる足が ZIGZAG WALKINGお前とのMemory 忘れた訳じゃない心配するな 今そばへ行く...Soreena
窓打つ街の音さえも 心をかき乱すリズム許してた嘘の数だけが 今だけは耐えられない出来事部屋には昨日までの声 残したグラスに口紅たそがれた差し込む光に ただ一人壁にもたれかけた夢時計の針は色あせた場面を刻むぬくもりだけを置いて行く この腕に季節を変える風に 君の髪が流されてたいくつも罪を重ねては 無くした思い出のかたち気...B級映画のEnding
傘もささず 雨の中で抱きしめ合う二人冷めた夜を背にしながら うつむいた心を語り合う「ゆくあてなく歩いたから 疲れたんだきっと」肩にかかる長い髪を 右手でよけながらささやく男細い手が強く背中を抱いて「ゴメンネ」とつぶやいた時 空にかすんだ目を写したスクリーン幸せを追いかける あて名のない手紙が彼をはなれて 知らない風に ...My Honey
リズムをとったその足元から罠がしかけられ今夜はきっと帰れなくなると誰かささやいたきらめく星は二人だけのものなんて甘いこと言えなくなるよ 雨が降ってくる夏の落し穴透けたシャツの挑発にのり大きな波に消えたその時おまえと俺 男と女アバンチュールを楽しんでそんな気分にさせた夜のどから手が出る甘い蜜MY HONEYこわれた時計 ...Love & Peace
LOVE 麻薬のような誘惑 おさえきれない感情PEACE 夢の坂道は 舗装されたけど 人波たえないFRIEND うすっぺらな関係でも 肩を抱きしめあえるCASH 安売りをされている 計算機で動かすCARD 値打ちなんてない 社会がつくったものぐさのひとつDANCE 神様に刺激を与えるために つまさきをたててふくらみ過ぎ...Red Rain
月がくずれた夜に 星は我を忘れて大空をさまよい泳ぐ太陽が昇らずに このまま朝になればくり返す 昨日もないのに幻を抱きしめたまま 影のない明日を見て愛はいつからか 深い海の上オールのない 古い船赤い雨が降る 沈みかけた胸に眠れない夜の 夢をたたく退屈なこの街の 孤独に足を入れてくり返す うなされた 寝返り真実が嫌という程...Lonely神様
Sweet Blue 乾いた夜風が 胸を通り抜けWhisky Sodaじゃ 思い出消し去りきれない君は嘘をついたね 遊び慣れた手口でラストワルツでゆれた黒髪 役立たずのLonely神様よ鏡の中で視線合わせ心にあいた風穴押さえひとりぼっちで夜は更けてゆくDown Down I'm Fallin' Down今頃どこかで セ...I'M A GUITARIST
窓から時の流れを ぼんやり見て過ごしてたいろんな人が通るね 例えば僕らみたいなGUITARIST指の先かたくなって やっと弾けたあの曲に同じ夢を見た人が 嘘のように流されていくよこんな都会はいつだって流行(はやり)ばかりを気にしてる時代よ空になれ 僕らは雲になるよ泣いたり流されたり 街に汚(よご)されたって逃げないさ未...WALKING IN THE RAIN
風のいたずらで 傘が手を離れ君と僕二人で 雨あびて歩こう夢を追い過ぎて 今は二人きり濡れた髪かき上げ 笑って見つめ合う靴が重すぎれば ぬぎすてればいいネそして朝になれば 唇にも愛を空も泣いている 風も吹いているつま先までびしょぬれ 涙なんて見えないそっと肩を抱けば ぬくもりを感じてそして明日になれば からだ中に愛を風の...ENDLESS THEME~WALKING IN THE RAIN-Waltz-
いろんな形で輝く星は 人それぞれの旅で知り合った 大きな大きな夢さまたひとつ星が流れた これは誰の涙?終わらない夢の途中で 何度か僕も……苦しい顔見せないで 輝いていたい だけど悲しいことはやっぱり悲しいんだよね どうしても君に見てもらいたいよ 僕達のこの笑顔をどうだい いかしてるだろ 一番さこの夜空で外に出てごらんよ...SAY TO ONESELF
渡すのを忘れていた あの時撮(と)った写真だよほら君もこんなに髪が長かったね 今より空が詩人のように唄う夏の日「帰りたくない」って君がつぶやいて泣きだしそうに唇かんでる 覚えてるかい?say to oneself 思い出は今 何度もくり返されるsay to oneself なぜあの時に 泣かなかったの君は夢の中きれいな...