LADYBUG
「12」雨男
今日は楽しもうぜ体育祭 玉入れ 障害 騎馬戦クラスのメイトはハシャイデ すでにみんなお祭り騒ぎさだけどおいらは雨男 いつも雨雲を背負ってバケツ返した様な 雨降らす 結局はさすが雨男レインマン…今日からは修学旅行で 沖縄の海が待ってる準備は昨日で完璧 海パンもリュックに忍ばせただけどおいらは雨男 沖縄の海 荒れ放題誰かな...ありがとう
何も言わなくていいよ ただそばにいてくれないかいつもありがとうって 想いを詰め込んで歌うよ今日も僕が先に起きて ちゃんと隣で寝ていた 君にキスしようかとしたけど ちょっと目が開いたから恥ずかしくなって僕はやめた二人で街へ出かけ今日は 映画を観る約束したね準備も僕が先で 待ちぼうけをしちゃうから ふざけて君を抱きしめた何...いつか
西からのびた 陽射しを背に二つの長くのびる 影を追いかける無意味に両腕を 広げてみたりして無邪気なしぐさが 「ラララ」愛しくてアスファルトに映る手つなげばわざと体をそらし しゃがんだりもして今すぐにどうなるって 訳じゃないけれどそう想える今も 大切なんだろうこの先 いつか(いつか) 僕が(君を) 好きになってとかこの先...ヌイグルミ
君が僕を見つけてくれて 笑顔でその手に渡った時から晴れだって 雨だって いつだって君を守り抜くと そう 決めたんだそれから いつでも 君の事 見上げて顔見れば 解るよ 君の考えてる事だって少しほつれた 僕の事を 眺めて 悩んでる君の顔大切にしてくれるなら まだ僕は君を守れる君の心が傷付いたら 代わりに僕が泣いてあげるよ...ひとつ
もし願いが叶うなら 君ならなんて答えますか?その恋が実る様に? それとも永遠の命ですか?例えば勇敢な兵士なら? 例えば映画の俳優なら?僕なら幾つも有るから ゆっくり考えてからにしよう日が暮れた この街並に 呆然と僕は 立ち尽くしてるぼんやりと 眺めていた青写真が今はこの目に映らない気付けばほら 憧れていた カケガエの無...夜行列車
列車に飛び乗って 身体になじんだバッグを横に置き 窓の外を眺める改札口まで僕を見送る 家族や友達の姿が霞んでゆくそりゃ一人だと不安だし 弱音も吐くだろうでも後悔してる なんて言わない星空を見ながら そうつぶやいた夢と希望を乗せた 夜行列車が今この街を遠ざける ゆれる僕を乗せてこの月明かりの様に 暗やみ照らし進んで行くん...リスタート
履きなれない革靴 剥がれ落ちた街角のポスター吹き抜ける風に乗る どこかで忘れきた僕等の声生い茂った散歩道 囲われたままのフェンス遠いどこかで聞こえてくる 夢に溢れていた 僕等の声何が起きても不思議じゃない大事なものは この手から 離さない様に僕らは夢を追いかける事が 好きだったんだって遠く離ればなれだった 「思い出」が...流星群
放射状に撒き上げて 七色くぐる君は僕を見付け手を振った 放課後「勘違いすんな… ただのクラスメイト」正門までグランドを 横切る様に不意に思いついた振りで 君のもとへ「痛い目をみたいか? 多分無理だぞ」今夜 近づくみたいよ流星群が 一緒に見に行かないかい?走り出した僕の心は 転がり落ちる石ころの様さ流れ星の数だけ 願うの...オレンジ
お守りの様に君は いつも僕の横で微笑んでおまじないの様に僕は それを左肩に抱き寄せるだいぶ陽が浅くなってきた 公園のブランコに腰掛けて足を放り出す君の眼には いつまで未来(さき)の僕らが見える?人生と云う名の 坂道を上るその中で僕らはきっといくつもの キスや涙 重ねてくいくつになっても その眼と未来を見られるかなAh~...REAL SONG
何にも見えなくて 暗闇の中 一人歩いてた遠くで声がする 忘れかけてた 光が射し込んだどうして今は胸の中でしか 聞こえてこないのかな?悲しくはないから 辛くもないから 叶えて欲しい事が…もう一度君の 声が聞きたい 何度も眼を閉じるよ心の中で僕は微笑んで そっと耳に手をあてた風が優しく包み込む様に 語りかけていたいつかはこ...キミノカケラ
サビついたベンチの砂を手で払って君が嫌そうに座った それを見て笑ったあの頃の景色は 桜がキレイで君と何度も見上げた君を何度となく見た今年もまた同じ場所に二人で行こうねそう言って君とはぐれたんだいつの間に君を見失ってしまったんだろう夜空に浮かぶ月を見ながら思った振り返る度にキミノカケラを拾って行くどれほどに君を愛していた...五月雨
前ぶれも無いこの事実に 薄情な五月雨が心を削るうつむく僕にサエズリも無く 窓ガラスの僕の腕 胸を伝ってく泪も枯れるそんな僕に 憂鬱な五月雨が心までも枯らす上手く笑えない鏡の前 ただ君の温もりを思い出してる平気ならば声が聞きたい もう無理ならば ここで終わろう五月雨が僕に打ち付ける 思いを断つ様に打ち付ける「伝えたい事が...