• 「2」
  • 女・昭和川

    女・昭和川

    月に凩(こがらし)… 荒(すさ)む夜(よ)は誰を忍ぶか 昭和川あゝ 人生の…今も涙が 一つある生きる支えの 母灯り笑顔やさしい…女の旅路何処(どこ)で見送る… 夕陽(せきよう)も赤く燃えてる 昭和川あゝ 人生の…旅の山河(さんが)を 流れ来て浮いて沈んだ 夢の数問わず語りの…故郷(ふるさと)ごよみ秋と想えば… 冬立ちて...
  • なみだ川

    なみだ川

    淋しい時には この胸で黙って泣けよと 言ったじゃないのやっと見つけた やすらぎでしたそれも夢です 別れたら…‥旅のたそがれ 夕陽をあびておもいで捨てる なみだ川追いつめてたのね いつからか静かな暮らしを 欲しがるあまりあんなに優しい 瞳(め)をした人が何も言わずに 去(ゆ)くなんて…‥滝のしぶきに 名前を呼べば恋しさつ...