浪江女子発組合
「12」いつかまた浪江の空を
遠く遠く 窓の外眺めて元の未来 探すけれど どこにあるの…?いつもいつも 歩いていた道笑い声が聞こえてた 優しい町あといくつ数えたらその日は来るのですかいつかまた 浪江の空をまたみんなで 眺める日まで歩こう… 一緒に歩こう離れた手と手 伸ばして歩いて行こう伝えたくて 諦めたくなくて想い歌に叫ぶけれど どこに届くの…?ず...それぞれのハタ
燃ゆる夏の日 緑ゆらして勇ましい影が あたりを染めたそれはまるで絵巻のようで臆さないように深く息をした決戦の時 継いだ想いしょって兜の奥の瞳に燈がつく背負うハタが風にゆれてひとりじゃないって言われた気がした心は凪いで 鬨の声が満ちる呼吸も 鼓動も かさねて 踏み出せ!疾走(はし)れ!疾走(はし)れ! 時代(とき)を追い...つながる、ウンメイ
あの日途切れてしまった レールの向こう側置いてきた 思い出に会いに行こう窓の外流れるいつもの景色見るともなし見てた陽だまりの席それはまるで永遠みたいな優しい記憶くりかえし思い出しながら 心で話しかけてた改札の前 手を振りあったね 元気でいますか?いつか川辺から見上げた四月の花火 賑やかな夜の空気今でもふっと蘇るんだ 桜...またキミと。
共にある瞬間 分かち合う瞬間サヨナラは言わないよまたキミと 笑える日まできらめいた時間の 針は駆け足で舞うシャボン玉のように はかない夢辺りを包む歓声(こえ) 白昼夢の中あなたとなら 迷うことはない泡のような一時(ひととき)は 瞬いた瞼(まぶた)の中愛おしくて 美しくて 心通わす 歌になれ共にある瞬間 分かち合う瞬間い...