夏木綾子
「67」TONBORIとんぼ
ひとり待つ身の 淋しさなんてあんた縁ない 話やねそうやゆうべも 誰かの膝で羽目を外して 朝帰りあんた…あんた… 浮かれとんぼの昼の月あんた…あんた… 何処でかくれんぼ憎みきれへん 男(ひと)やから今もあんた よう捨てん街は日暮れて 灯りが点りゃ気もそぞろに 浮かれ足やっぱ今夜も ミナミの空へ羽根を広げて ひとっ飛びあん...綾子ONDO~夢を着飾る蝶になれ
右手左手 パっと手を出せば花が咲きます この舞台夢を着飾る 蝶になれさあさ皆さん ご一緒に ソレ綾子ONDOに のせまして ア、チョイと心ひとつに ソレシャンとシャシャンと 手拍子を今日の出逢いに 感謝を込めて天に響けと 唄います綾子演歌の イキのよささあさ皆さん ご一緒に ソレ綾子ONDOに のせまして ア、チョイと...あじさい雨情~令和版
紫色に 染めながら何度も色を 変えて行くこんな小さな 花びらだって雨の重さに 耐えて咲くあじさいは あじさいはまるでおまえの ようだねと微笑(わら)うあなたが そばにいるひと雨ごとに 色をつけひと雨ごとに 散ってゆくそんな儚い 運命(さだめ)でいてもそうよけなげに 咲いているあじさいは あじさいはあなた好きだと 言った...浪花の母 ~25周年バージョン~
わずか一才乳飲み子を 抱いて夜汽車に飛び乗ったあてもないまま浪花の地 声をかけられ情けに触れてここで…も一度生きると決めた 母と娘の物語女房子供を 泣かせるようなそんな亭主は いらんとゆうて辛い涙を 笑顔に隠し屋台ひきひき 帰り道通天閣見上げて 言わはった浪花の母ごころお母ちゃんの口ぐせやった。「男やったら通天閣みたい...