• 寺島圭亮

    「4」
  • アルマゲドンを見た

    アルマゲドンを見た

    昨日の夜 君とアルマゲドンを見た初めて見たわけじゃないのに心がざわついて 滲む視界の中に傾いた天秤の影を見たもしも僕の命でこの星を救えるとして人の心に残るような英雄に落ちこぼれな僕でもなれるだろうかなんとなく生きてきただけなのに世界のためといえどやっぱ死ぬのは怖かった僕の命とその他全人類の命どっちが大切かは分かってる誰...
  • 五億の鈴

    五億の鈴

    君の体温に触れたとき忘れていたはずの夢を見た甘ったるい君の匂いが今までの僕を溶かしていくふらりふらり 舞い降りた儚く透き通る心抱えた君を見て昔の僕を重ねてたねぇねぇ見て ほらほらねぇ砂漠の水が踊っているよ甘ったるい君の音色が今までの僕を溶かして行くAh 夜の光に君を想えば見上げた夜空は笑っていた数多の星に願いを乗せて鈴...
  • ガラスの靴

    ガラスの靴

    誰がなんと言おうと僕にとって君はプリンセス世界で一番綺麗なお姫様なんだ決して僕は王子様にはなれないけれどいつか届けたい 君にガラスの靴を愛を翳して 恋を探して旅に出た僕の目に映ったのは愛のようだった 恋のようだった旅の終着点に君が立っていた巡り巡るよ 愛はいつの日もほら どこかの誰かが唱える色鮮やかなおまじない解けない...
  • 恋が終わった日

    恋が終わった日

    君の寝顔を見ている僕はきっと優しい顔をしているんだろうなほら 秒針も見惚れ止まるような素敵な時間ぐっすり眠る赤ん坊のよう目覚さないように静かにおでこにキスを寝相悪い君だから風邪引かないように僕がいる君の隣で起きるのが好き愛しい寝顔を見て恋が終わって 愛に変わって行く日は自分よりも大事なものを見つけた気がしたんだ君と僕と...