• Temiyan.

    「34」
  • I Love You

    I Love You

    ありきたりの毎日でも 君がそばにいるまだ早いベッドの中で 聞こえる君の寝息しっかり握った手を 離さないように いま僕らの愛の炎が 消えないように願う壁に飾った写真の中に あの日の風が吹いてるDarlingたとえ世界が終わっても 君を守り続けたいもう一度 夢を見ようよ ダーリンこの部屋の中をすべて 花で埋め尽くしてしまお...
  • 面影の道

    面影の道

    季節外れの 花が咲いてる二人歩いた 生垣の道あのアパートは とっくにないけど目をつむれば 聞こえる笑い声今夜は少し 酔い過ぎたみたい思い出のカケラが 空から降ってくるもう少しここで夢みていたいもう少し風に吹かれていたいあの頃何も なかったけれどやりたい事を 追い続けてた生き抜くためと せまくなってゆく今の自分は 何を見...
  • ステップをもういちど

    ステップをもういちど

    ステップは今 踏めないけど君のそばで 僕は生きてる優しすぎる その笑顔に君の涙 見たくないんだ悲しみさえ 分かち合えた二人ならば 強くなれる気がしたふたつの夢 ふたつの影どこまでも伸びてく ハーモニー時をこえて ひとつになる君と僕をつなぐ ハーモニーステップを踏む 二人だけが信じていた 魔法の愛をありがとうは まだ言わ...
  • 青い山脈

    青い山脈

    若く明るい 歌声に雪崩は消える 花も咲く青い山脈 雪割桜空のはて今日もわれらの 夢を呼ぶ古い上衣よ さようならさみしい夢よ さようなら青い山脈 バラ色雲へあこがれの旅の乙女に 鳥も啼く雨にぬれてる 焼けあとの名も無い花も ふり仰ぐ青い山脈 かがやく峯のなつかしさ見れば涙が またにじむ父も夢見た 母も見た旅路のはての そ...
  • 青空

    青空

    夕暮れに仰ぎ見る うるわしき青空小鳥の翼は 夢路を翔るよ踊る若さを 運べよ彼方愛の古巣に 君が待つ恋しい家こそ 私の青空夕暮に仰ぎ見る 懐かしき青空日暮で招くは 我が家のともしび愛をさゝやく ふたりの天地星の瞳も またたくよ愛しい家こそ 私の青空...
  • 憧れのハワイ航路

    憧れのハワイ航路

    晴れた空 そよぐ風港出船の ドラの音たのし別れテープを 笑顔で切ればのぞみはてない 遙かな潮路ああ憧れの ハワイ航路波の背を バラ色に染めて真赤な 夕陽が沈む一人デッキで ウクレレ弾けば歌もなつかし あのアロハオエああ憧れの ハワイ航路常夏の 黄金月夜のキャビンの 小窓を照らす夢も通うよ あのホノルルの椰子の並木路 ホ...
  • エノケンのダイナ

    エノケンのダイナ

    ダンナ のませてちょうダイナーおごってちょうダイナーたんとは呑まない ね、いいでせうダンナ 盃ちょうダイナーコップなら尚結構こいつはいける酒はうまい うまい 少し酔うた酔うたら さあ来いダンナ のませてちょうダイナーけちけちしなさんな かけつけ三杯ダンナ 撲ってちょうダイナーつねってちょうダイナー心のままよダンナ けと...
  • お富さん

    お富さん

    粋な黒塀 見越しの松に仇な姿の 洗い髪死んだ筈だよ お富さん生きていたとは お釈迦様でも知らぬ仏の お富さんエーサオー げんやだな過ぎた昔を 恨むじゃないが風もしみるよ 傷のあと久しぶりだな お富さん今じゃよび名も 切られの与三(よさ)よこれで一分じゃ お富さんエーサオー すまされめえかけちゃいけない 他人の花に情けか...
  • 銀座カンカン娘

    銀座カンカン娘

    あの娘 可愛や カンカン娘赤いブラウス サンダルはいて誰を待つやら 銀座の街角時計ながめて そわそわ にやにやこれが銀座の カンカン娘雨に降られて カンカン娘傘もささずに 靴までぬいでままよ銀座は 私のジャングル虎や狼 恐くはないのよこれが銀座の カンカン娘指をさされて カンカン娘ちょいと啖呵も 切りたくなるわ家はなく...
  • 侍ニッポン

    侍ニッポン

    人を斬るのが 侍ならば恋の未練が なぜ斬れぬのびた月代(さかやき) さびしく撫でて新納鶴千代 にが笑い昨日勤王 明日は佐幕その日その日の 出来心どうせおいらは 裏切者よ野暮な大小 落し差し流れ流れて 大利根越えて水戸は二の丸 三の丸おれも生きたや 人間らしく梅の花咲く 春じゃもの命とろうか 女をとろか死ぬも生きるも 五...
  • 十九の春

    十九の春

    私があなたに ほれたのはちょうど 十九の春でした今さら離縁と 言うならばもとの十九に しておくれもとの十九に するならば庭の枯れ木を 見てごらん枯れ木に花が 咲いたなら十九にするのも やすけれどみすて心が あるならば早くお知らせ 下さいね年も若く あるうちに思い残すな 明日の花一銭二銭の 葉書さえ千里万里と 旅をする同...
  • ダイナ

    ダイナ

    おぉ ダイナ‥私の恋人胸に描くは 麗しき姿おぉ 君よ ダイナ‥紅き唇我に囁け 愛の言葉をあぁ 夜毎 君の瞳慕わしく 想い狂わしくおぉ ダイナ‥許せよ くちづけ我が胸ふるえる 私のダイナ...
  • チャンチキおけさ

    チャンチキおけさ

    月がわびしい 路地裏の屋台の酒の ほろ苦さ知らぬ同士が 小皿叩いてチャンチキおけさおけさ せつなや やるせなやひとり残した あの娘達者で居てか おふくろはすまぬすまぬと 詫びて今夜もチャンチキおけさおけさ おけさで 身をせめる故郷(くに)を出る時 もって来た大きな夢を 盃にそっと浮べて もらす溜息チャンチキおけさおけさ...
  • 東京キッド

    東京キッド

    歌も楽しや 東京キッドいきでオシャレで ほがらかで右のポッケにゃ 夢がある左のポッケにゃ チュウインガム空を見たけりゃ ビルの屋根もぐりたくなりゃ マンホール歌も楽しや 東京キッド泣くも笑うも のんびりと金はひとつも なくってもフランス香水 チョコレート空を見たけりゃ ビルの屋根もぐりたくなりゃ マンホール歌も楽しや ...
  • 東京ブギウギ

    東京ブギウギ

    東京ブギウギ リズムうきうき心ずきずき わくわく海を渡り響くは 東京ブギウギブギのおどりは 世界の踊り二人の夢の あの歌口笛吹こう 恋とブギのメロディー燃ゆる心の歌 甘い恋の歌声に君と踊ろよ 今宵も月の下で東京ブギウギ リズムうきうき心ずきずき わくわく世紀の歌心の歌 東京ブギウギ(ヘイ)さあさブギウギ 太鼓たたいて派...
  • 星の流れに

    星の流れに

    星の流れに 身を占ってどこをねぐらの 今日の宿すさむ心で いるのじゃないが泣けて 涙も 涸れ果てたこんな女に 誰がしたタバコふかして 口笛ふいてあてもない夜の さすらいに人は見返る 我が身は細る街の灯影の わびしさよこんな女に 誰がした飢えて今頃 妹はどこに一目逢いたい お母さんルージュ哀しや 唇かめば闇の夜風も 泣い...
  • 港が見える丘

    港が見える丘

    あなたと二人で 来た丘は港が見える丘色あせた桜 唯一つ淋しく 咲いていた船の汽笛 咽び泣けばチラリホラリ と 花片(はなびら)あなたと私に 降りかかる春の午後でしたあなたと別れた あの夜は港が暗い夜青白い灯り 唯一つ桜を 照らしてた船の汽笛 消えてゆけばチラリチラリ と 花片(はなびら)涙の雫に きらめいた霧の夜でした...
  • 名月赤城山

    名月赤城山

    男ごころに 男が惚れて意気が解け合う 赤城山澄んだ夜空の まんまる月に浮世横笛 誰が吹く意地の筋金 度胸のよさもいつか落目の 三度笠云われまいぞえ やくざの果てとさとる草鞋(わらじ)に 散る落葉渡る雁がね 乱れて啼いて明日はいずこの ねぐらやら心しみじみ 吹く横笛にまたも騒ぐか 夜半の風...
  • リンゴの歌

    リンゴの歌

    赤いリンゴに 口びるよせてだまってみている 青い空リンゴはなんにも いわないけれどリンゴの気持ちは よくわかるリンゴ可愛いや 可愛いやリンゴあの娘よい子だ 気立てのよい娘リンゴによく似た 可愛い娘どなたがいったか うれしいうわさかるいクシャミも とんで出るリンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ朝のあいさつ 夕べの別れいとしいリ...
  • 生きてゆくこと

    生きてゆくこと

    地引き網の船に 腰かけて 何も考えることをやめてた海を渡る月の響きは いつまでも胸の奥照らしつづけていてくれた風に吹かれて 生きてゆくことに ほんの少しだけ 疲れただけさ限りある命を 絶やさずに たどりつく その日まで遥かな旅を 感じていたい雲の上から見ていてくれる 生きていること 息をつくこと心の中は だましたくない...