大平サブロー
「3」いくつかの場面
いくつかの場面があった まぶたを閉じれば喜びにくしゃくしゃになった あの頃あの顔淋しさにふるえていたあの娘怒りに顔をひきつらせ去っていったあいつ泣きながら抱きあっていた あの人とのことをまぶたを閉じれば 数々の想い出が胸をあつくよぎるそしていつも心をはなれない‥いく人かの人達がいたできるならもう一度 僕の回りに集ってき...歩幅
神様に誓った日から 始まった二人の人生色の無い単純な僕に 君がくれた生きる事の意味僕は全てを噛み締めた月の夜も 甘いささやきの朝も深い海も あしたさえも見えないと迷子の日々も歩いて行こう これから先もつまずきながら 肩寄せながらゆっくりと ゆっくりと 遠回りしながらもう一度生まれ変わってきても同じ人生(みち)君と二人で...