其原有沙
「6」Today is a special day
晴れ渡る空が私を急かしていつもより時間をかけて巻いた髪少し恥ずかしいんだ ねぇ駅前の広場 人混みの中で変わらないいつもの場所に座る君何気ない笑顔 私を惑わせる風を追いかけてどこまでも連れ出して 特別だから気付いてよ いつもと違う所足りないよ 1日じゃ足りないんだふたりだけの時間は空に溶けて気付いてよ 世界に一つだけの足...phosphorus
繰り返す「さよなら」はいつだって同じで目を背けるだけど賢明に在りたいと願う心だけ捨てられない蘇る淡い記憶 苛立って壊して払い除けた嘘を鮮明に模って本物より美しい言葉をいつもいつも変わらず伸ばした手は触れることもなく影の向こうすり抜けた遠ざかる光を塗りつぶす夜の筆交わらない光芒とただそこにある狂騒の先へ虹の端飛び越す千の...鳴らせ!むじなシンフォニー
「さぁさぁいつもの月曜日、今日も会社は回ってないけど何とかなりますよね社長!…聞いてますか?」窓から陽が差して朝が来たことに気づく食べ物は何もないのにまだ仕事は終わらないいつもの隠れ家で秘密のお菓子を食べてる大人にばれなきゃいいのさなんて考えてても夢が覚めたらほら 駅のホームはじっこが空いているから「近頃噂のイカした会...