• 副島達明

    「6」
  • 祈り

    今日も黄昏時がまた君を映し雲の切れ間オレンジの光少しでも浴びたいなんて探しながら何時しか時計仕掛けに身を委ねている強がりながらもさりげなく優しさ投げてくる仕草がとても好きでした今は無邪気な笑顔さえ切なく冬枯れ空に溜め息と共に投げたもう何度君を浮かべただろう想えば想うほどにただ君を抱いた時の鼓動が今もまだ聴こえる君の声 ...
  • Illumination Circus

    まるでテトリスのような雑踏の中 ただ自然と身体が紛れ込むどんなレールで何処へ行くか解んないけれど迷宮の扉に手を掛けた 何故なんだろう?Oh Through The Rain 人は雨に打たれてOh True Imagine 迷いの出口までOh Keep on Walking少しくらいの小さな靴だって 立ってゆける都会の空...
  • グライダー

    やり切れない夜は全てを褒めればいい 声にならないのなら尚更握りかけた手を空に翳してみる 今届きそうな太陽例えば恋をするような熱い瞬きで走り出せればいい風の中 光を受け翔く(はばたく)姿を人は皆誰もがいつでも信じている真(ほんとう)の光の姿を纏うために祈りのグライダーまだまだ飛べる惑いつまずき自信失った雨の日も 君は顰め...
  • ノスタルジア

    君にあの日告げた慕いし心の執着が銃声に変わる切ないコトノハを並べ立てたって語りつくせぬ恋だったと思う優しさ苦しさなのか 偶然に出会ってしまう刻(とき)の言葉「もう気にしないで…」の中にはまだ目を閉じれないままの二人がいて変(うつろ)ひやすき胸 ノスタルジア理屈じゃ語れない時間へ戻ってはいけないけれど刻(とき)はすでに琥...
  • バラッド

    「もう傍にいられないな…」寒空の下君に そう投げてしまったでも君は Ah ただ…春の日 待ちくたびれた顔していた君の桜の色した口元 今ではなつかしいこのまま君とずっと居られるのかといつの日か口ずさむ涙のバラッド君の匂いを覚えたはずなのに君はただ…やさしくうなずいたなにも言わないまま僕見る瞳(め)は ただ美しい流星の下で...
  • 風流リズム

    熱視線感ずるは“古今東西変わらない出逢い”曰く時には占星に誘(いざな)われて “恋して愛が咲く幾千粒の星の煌き どの星の君に照らされ嘘か真実(ほんと)か引き合いながらできるような君に出逢えますように君は誰 恋は風 不意に訪れる奇蹟金の星 銀の月でふたり踊る夢を見た運命の門(とびら)は中華街今日のキーワードは「北京ダック...