• Sou

    「64」
  • KOHAKU

    KOHAKU

    雨と風の包囲網繋がっている先にシーサイド見慣れない街を少し齧ったあたしを呼んで休日昼間の通学路すれ違う誰かはさかさまで一番後ろの指定席行き先 道のり 人任せ無限繰り返し点検で不安消費して分かるときにはきみはいない きみはいないよ車窓の中に気持ちが詰まっていたあたし奪われがちなんだ夜を延ばして ずっと続いて 中央分離帯橙...
  • COSMIC BEAT

    COSMIC BEAT

    澄み切った惑星に向かって 舵切って欲望を纏って瞳に映る星河と見た付き添って人生を飾って 星降って燦然と照らして痛みも光も味方して宇宙遊泳全う中 駆け巡っては一直線にアステリズムや全天周響きあってくモンタージュ 青纏っては颯爽僕らはどこまでも行けるはずさCOSMIC このビートに乗って僕と歌って 僕と歌って 捕まえてCO...
  • WHAT

    WHAT

    そんな肯定しないでね誰の本命にもなれなくなってしまう勝手に期待していてね暇なイントロは要らないよなあ?そんな肯定しないでね誰の本命にもなれなくなってしまう勝手に期待していてね暇な歌なら要らないよなあGuess what?おとぎ話の改訂You know whatこれを最後の告白に君に最愛の棘を突き刺してゼロになる好きでし...
  • センス・オブ・ワンダー

    センス・オブ・ワンダー

    相対した景色の向こう期待と少しの逃避行 ねえ再会をイメージしたら魔法みたいな行為だった「止まないで」今しがた重なり出したルート逃げ込んだ不確かな消え入りそうなシグナル 超えて触れたこの旅の始まりの合図漂ったフラクタルな夢を反射して届いたあの言葉が視界に瞬いてさ揺れた一度きりの終わりを見てみたいなんて遠い空を眺める君を思...
  • リダイレクト

    リダイレクト

    起きる ダイアル居るという サインするこの窓 手を伸ばしても無いからね...触れたいのに 触れられない画像 画素入れないのに そこに居る今 行くからね生まれじゃないけど懐かしい匂い する増えてゆく数字と一緒に有る記憶覚えたいけど忘れちゃうような 隙間遠く無いのに見えなくなる仄かの粒子に弛んで記憶達を結んでたいだけざわめ...
  • バブル

    バブル

    つま先で背伸びして何光年?「そのままでいいよ」ってあなたは言ってたっけ僕たちは真夜中に彷徨って月明かりを辿ってただ前を向いていたんだどっかで聞いた警報が頭の中で鳴っていた「もうすぐ夏が終わるからこのまま歩いて海に行こう」だんだん大人になっていてだんだん世界が傾いて反射した水の飛沫が記憶の終わりを伝えていたから手が触れて...
  • 衛星紀行

    衛星紀行

    打ち上げの日から、どれくらいが経ったかふたりで歩いた衛星をおぼえているかなまた次に逢えたら、話がしたいなずいぶん旅の思い出も積もっているからずっと一緒にいたい 声がききたいいくら願っても足りないや「お別れだ」ってセンチになるのはいつかにとっておこう何度も星を巡ってぼくらきっとどこかで出逢うんだ今の今も 奇跡みたくほらね...
  • ことばのこり

    ことばのこり

    「今更何を迷っているんだよ」って君ならそう言ってきっと笑うよなだから僕ももう、行かなきゃ君のいない頁がただ積み重なる度に薄まっていくよインクの切れた心には青い空さえも苦しくてひとつひとつ拾い集めてみても君には届かないひとりで立つこの世界から僕はどこまで飛べるのかな痛みが今も疼いて傷を扶ってしまうからがんじがらめな想いが...
  • 世界を射抜いて

    世界を射抜いて

    イデアを嗤う世界を射抜いて 射抜いて名付けようない何かを背負って今日まで来た全て言葉で描ける程度のモノじゃない明日を明日だと受け止めきれない僕らではそれをどうにか象る術など持っちゃいない砕けた心の 欠片を集めて僕ら声を取り戻すんだ掴んだこの手もう離さないで今に消えてしまうから嗚呼、どうか君のままでいて時代が残酷に加速し...
  • ハイヒール

    ハイヒール

    仄暗い影が放った煩わしい煙草の煙を吐息と放った途切れることなく笑った煩わしい甲高い声を真似して笑った溢る黒い靄を棺にしまったとて救えないあなたが巣食うだけ手を取って不機嫌に踊らせてくれ等価交換で甘い蜜の代金は払ったつんざいた不条理すらも掻き消してくれその歌が火を放って舞ったハイヒールくたびれた袖に縋ったわざとらしいその...
  • ネロ

    ネロ

    あなた方 あなた方 黒く染まっていくのかその怨嗟の見えるような眼であなた何しに ここへ何しに機能削ぎ落とした理 それは苦しい なのにどうして擬態した死体 ここに蘇ったことなってない いけないよね ルールは無視してデッドマウント・デスプレイきっと来たること想像してなかったねあなた方 あなた方 黒く染まっていくのかい?あり...
  • 月夜のタクト

    月夜のタクト

    馴染んでるはずだって思い込んでいただけ振り返ってひとり 月夜にうつむくかけちがいの成れ果て僕は異物 隠してよifは畏怖 まるで刃視線をそらす行く先不明トビラ開いてまたやり直せるのかな全部笑い話にできたらいいね苦笑いの最期も狡くたって良いんだ 表と裏いつだって入れ替わる 滑らかに才隠す才覚だって 混じる真実にじむ裏切り切...
  • 大人になった

    大人になった

    知らないまま大人になった何も言えないような大人になったそれでも僕らはいつまでも子供のままを願っていた枯れ果てて落ちてく絵の具みたいに回った中学生みたいな明日を夢見ていた過去に囚われて沈んでく未来のことが嫌いになる知らないまま大人になった何も言えないような大人になったそれでも僕らはいつまでも子供のままを願っていた知らない...
  • からから

    からから

    微かに聞こえる 鍵盤の音 近付いて確かめる月も映らない そんな真夜中の話静けさが包み込んだ 誰もいるはずない教室猫が迷ったのかな こたつは無いけどかわいた 空気に触れた気のせいかな 分からないみんなして こっち見てるならひんやりしてしまうな静かにここで待っててねまたすぐに戻ってくるからねそんなこと言っても寒いし夢ならも...
  • ぎみぎみ

    ぎみぎみ

    遠い昔はじめての日あんなこともあったなあ夜があけなくなって側で波が鳴って愛にまみれてしまってバカみたいねGimme gimme love君なんてあたしより弱いんだから大人しく着いてきて分かるでしょこの声がGimme gimme loveやだなんて何万年早いと思ってんの大人しく着いてきてその程度じゃないでしょOh my ...
  • 常夜灯

    常夜灯

    出会い頭に落ち着く勢いは静かに強くあなたを信じて沈みたい今夜こそ今まで何度好きになって忘れては思い出してそれも終わるはずと意気込んで綺麗に笑ってみた常夜灯のような恋だひたぶるこころを持って光加減を気にしないで抱きしめて心覗いた辿る私は砕けた激浪に疲れて無限に感じた寂しさをお湯に溶かして締める日々追憶が上手くなって困るん...
  • スパークバグ

    スパークバグ

    凡才の勲章 憂愁の王一切も合切も痛い痛いでしょそうナイナイ 賢明なる知見もナイナイ そう甲斐性もナイ呼吸も老朽もの 痛い痛いでしょ しょ天才の論証 憂鬱の牢苦痛な干渉で痛い痛いでしょもうナイナイ 聡明たる意見もナイナイ もうだいじょばナイ節操も抗争も 手痛い痛いでしょ しょ精巧なLOSER 心境はGHOUL迷走でコース...
  • トマドイリズム

    トマドイリズム

    新しいステップの仕方を教えてくれる?誘惑のリズムで私をすきにしてステップの仕方を教えてくれる?甘い夜に暮らしたい癒しといてよ君とダンスを踊ってハイハイ慣れた振りでも強くはナイナイ湿る端子を繋げてハイハイ感度はいいんじゃない?そういえばさ 今日さ駐輪場でさ 新品同然な君の愛を見つけたんだ戸惑っても駄目で拾わないはずなの私...
  • Mrs.ヒューズ

    Mrs.ヒューズ

    「次は赤い糸だといいね。こんな紛いものじゃなくて」信号が僕を無視する そこを通してくれ 早く 早く!できるだけ近くにいたよ ピンボケするくらい ずっと泣き顔に気付けなくても 言い訳ができるようにハンドルはコンパスさながらにアンタの方角を指してるそんなんで事故ったってラブコメにもならない触れただけで焼き切れたよ 迷える指...
  • ユルシテ青蘭

    ユルシテ青蘭

    今夜は浪漫今夜は牡丹何軒だって行こうか夜市にぶらり恋路にゆらり肴が欲しいわお願い青蘭やめてよ青蘭お腹はいっぱいこんなにいらない隣は花魁お酒は狂乱今夜は僕から酔わせて爛々と美味しくないよ恋しくないよいらないって言ったじゃんか不覚な文句迂闊な禁句僕のせいじゃないわ許して青蘭ごめんね青蘭偶には聞いてよ僕の話をお猪口に乗って朧...