• Snappers

    「17」
  • ウインドブレイカー

    ウインドブレイカー

    いくら過ごしたって平行線 なぞるような時間をサヨナラの唄 呟きながら 果てなくアップサイダウン繰り返しの中で僕は 隙間埋める様にあの日落とした 何か探してゆくだろう考えちゃって 悩んじゃって人間っていつも困難ですそしたら今日も雨が落ちてまた冴えない不安が顔を出した優しい風に吹かれて どこまでゆけるだろ希望の扉 いつか見...
  • カメレオン

    カメレオン

    たった一つの言葉を胸に うなづく俺はカメレオンここでくり返しくり返し 何度も色変え明日へとウォークどこまでつづく道のり やがてしおれてゆく鮮やかな花横目でチラリうわさバナシはあきる程したでも誰の話題にもならないのは 誰だったんだっけ?羽根がないからあきらめていたゆるい相づち 上の空さえ飛べない今だから地図のない航海へ ...
  • surfin'fish

    surfin'fish

    12インチだって高性能 真っ白なボディの賢いヤツワンクリックでバラ色の場所へ君を連れていこう泳げない明日も surfin' fishトートバックの奥で充電中ノートブックなんて 携帯グー誰かの声を聞きたくて 誰かの声を聞かなくちゃつながっていたいや surfin' fish夢のような夢じゃなくても夢見心地で今日も快適ライ...
  • シーズン

    シーズン

    踏み切る前を重ねてあふれてく恋が突拍子もなく平行線に変わる頃にこんなありふれた僕らは二人揺れる世界をただ眺めていた止まない雨が降ることもたまにはあって時間の流れにかわいてくなんて思ってたけどきっと忘れたりは出来ないかもね数えるほどもない事だけどもそうさいつか 泣きそうな夜も 裏切る電話も 明け方の染みも全部飲み込んでゆ...
  • シーズン・ピクチャー

    シーズン・ピクチャー

    茜の環状道路で最後のキスをした振り向く反転何故か解かんないけどちょっとだけホッとしていたんだ気の抜けたサイダーみたいなラブ・シック・ブルースそういう気分は雨降る動物園の様小さな悲しみの粒が落ちてきて気が付けばクツん中までぐっしょりだな――それからいくつも流れてゆく季節の絵 胸にしまった遠回りして 出会う景色ばかりが焼き...
  • スロウ・ナンバー

    スロウ・ナンバー

    なんだかとても夢中廻るターン・テェブルの上かなりの得意技決めたら僕の手の中Tru ru ru ru…なんだかとても夢中こんなアイのない世界で頼りに出来るのは聴こえるスロウ・ナンバーだ「勇敢」「正義感」に咲いた花も枯れ始めた 僕はここで まだ君にしっかりしがみついてる 最低なんだもう早く早く始めなきゃね寝不足アリTru ...
  • 大迷惑

    大迷惑

    町のはずれで シュヴイドゥヴァー さりげなく夢にまで見たマイホーム 青い空エプロン姿のおねだりワイフ 日なたぼっこはバルコニーHey it's a beautiful day突然 忍び寄る 怪しい係長悪魔のプレゼント 無理矢理 3年2ヶ月の過酷な一人旅この悲しみをどうすりゃいいの 誰が僕を救ってくれるの僕がロミオ 君が...
  • chair

    chair

    いつも君はそこに座って ちっぽけな僕の唄も迷いながら進む明日も そう全部受け止めてた長い冬が終わる朝に 差し込む光はただ思い出だけを照らしてたから 消えない様に 忘れない様にさよなら 君といた毎日を当たり前の毎日と思い過ごしていたんだねどれだけ ありきたりの言葉でも遠ざかっていくうちに 離れなくなっているよゆるがないも...
  • 天気雨

    天気雨

    雨降り空ひとつ 君を描いてみる花柄のシャツが少しはりついて窓越しに通り抜ける 朝の光照らされた通りはいつもと違う雨上がり 多分そんな気分 DA. LA. DA君に聴かせれるほどの歌がもうすぐできると思うからテレビでも見て待っててよ 熱いコーヒーでものみながらね目を閉じれば浮かんでくる答えのでない時間ずっと簡単な言葉ひと...
  • ドミノ

    ドミノ

    愛嬌もなく考えもなく 何でもイッツ・オーライあぁ僕はこんなトコで何をやってんの?気になったって避けちゃうもんで 後で言い放題蝶になれず華にもなれず それでオッケーさ期待なんかしちゃいないし かなえたいし かなわないよいつの間にか降りつもる単純でもなく複雑でもなく ましてフツーじゃなくあぁゆれるフリコのように右へ左へ大見...
  • no.8

    no.8

    Everybody this is number eightEverybody Mr. number eightガリバーさえもヒトマタギ出来るくらいのスタジアムで小さな僕は真っ赤な帽子に はっしゃいていったけな走る守る打つ三拍子揃ったベースボールチームその中でとびきりのスウィングしたプレイヤー消化試合だってもう 縦横無...
  • Back packer

    Back packer

    回り道で見つけた君を あの夏草の夜を 消えた声をひび割れたあの日の唄を いつも宛てのない旅に出かけるんだ 古いフェンスも駆け上がりやせっぽちな腕に巻きついた 時計の針は止めてゆくLets go! northern,western, eastern, and southern.耳に乗った風はハーモニカ 霧の向こうで鳥が鳴...
  • 金曜の鳥、三日月の君

    金曜の鳥、三日月の君

    ダーリン今夜も夢の中三日月の上の君 ハンモック水色眼鏡に青い星月行きの最終はフライデーバード夜は泣き 昼は眠る君は今 月で踊るダーリン今夜は月へ行くおんぼろの傘を手に月へ行く止まり木のない鳥に乗って銀色の三日月へ飛んで行く振り返る地上の夜遥か遠く見えるからさようなら、ミスター・フライデーバード僕らは弱いけど好きなモノは...
  • サマークレイマー

    サマークレイマー

    まるで 哀しい画家のえがいた様な海岸線涙で溶いた絵の具は黒 ――夜が来る。――いつまでここで暗い海を見てんの? 行き場のない二つの影は消える伝えるだけの二人の声が 響きわたるこの絵の上に放り込んだ流れ星 ヨルゾラを見上げた僕ら 二人花火の様な流星群が 夏空にブリッジをかけた 君を連れてわたっていた色あせてしまった時間が...
  • Blue bird

    Blue bird

    君へと続いてく ドレミファソラ口ずさんでゆく 帰り道抱きしめ合って 吹き出してしまうようなそんな二人だった 笑っていたブルーバードこうすればこうなるって思ってたけど天気予報みたいにいかないよ何となくつぶやいたメロディーにはあの頃のにおいがした通り抜けるたび思い出はとびらを閉じてゆくこれから進むべき場所に君が見えた空に溶...
  • ボタン星

    ボタン星

    狭い路地のつきあたり 泣いてる猫が見ていた高い柵の向こう側で 君が手を振れば知らないうちは見えてたものが近くなりすぎてぼやけてゆくようだ電池切れの僕の背中押してくれてたのは君だけしかなかったんだ幸せに価値をつけて 喜んでるバカ置いて週末の音はいつも 朝モヤに消えてく同じ時に笑えた事や 僕等を染めた水明かりの夜が小さな字...
  • グライダー

    グライダー

    しゃべりたい事だけしゃべってスッとしたらまた放り出してったキミ「ワタシならうまく飛べる」ってボンネットの上からジャンプした 骨おれてた「見えるものがすべてよ」なんて言ったトコで ナンも見えてないさ僕には毛際のニキビ気になってるそんな君に僕は浮かれていたハズたったんだまだ見ないあんなこんなパラレルを掻き鳴らしたいうねる夜...