砂川涼子&トリオ・ベルカント
「2」すみれ色ワルツ
悲しみにであったら あの頃へ旅にでて夕暮れの思い出列車 一人でとびのろう窓枠のキャンバス きらめく光の海まぶしげなあなた おおきな声でとおくまで さけんでごらんガラス戸をあければ つめたい山背(かぜ)があそびサファイア色の水平線 ねそべってる鉄橋の絵葉書 早池峰(はやちね)の綿帽子居眠りのあなた あくびしたまま空の果て...セイサ~星槎~
満点星をみあげているといきる力がみなぎる瞳の中をゆれうごく影旅路の果てにまいおりる光虚空(こくう)にひろがる無数の神話をあてどのないままながめよう両手をのばしてうけとめて夜更けになったらわたしの夢へ流れ星をみつけたときは願い事がかなう天の川をながれゆく影花火のようにふりそそぐ光大地にとどいたちいさな希望をこれから誰とわ...