• 伍代三郎

    「1」
  • むかい風

    苦労を避けて 歩いてもツケは後から 従いてくる嵐に背中を 向けないで渡りゃ陽のさす 道がある男の明日を つくるのは寒い世間の 寒い世間の 向い風尻っぽを巻いた 負け犬になんで他人が 腕を貸す傷つきながらも 立ち上がる意地に女は 惚れるもの男の明日を つくるのは頬を打つよな 頬を打つよな 向い風笑って胸に 風を受け凧は天...